李から見た日本 ~Chinese Blog~
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夏から急に冬が来たような寒さになりました。
九重の山々も紅く色づき、
秋の深みが増してきました。
清酒課はお酒の仕込みで、
忙しい日々を過ごしています。
お酒好きの皆様にうれしい報告です。
本日(2010年10月27日)、
新酒の搾りが始まりました。
そして、本日、
酒林(さかばやし)を作成しました。
酒林は杉玉(すぎたま)とも呼ばれます。
杉の葉を束ねて、球形にした物で、
現在は酒屋の看板として、
多くの酒蔵で見る事ができます。
元々は酒の神様に感謝を捧げる物であったとされます。
毎年、新酒の出来る頃に、
青々とした酒林が掲げられ、
新酒の熟成とともに茶色くなり、
「新酒もちょうど飲み頃になりました。」
という事をお知らせしていました。
酒林は四季折々に楽しめる、
日本酒の味の移り変わりを教えてくれる
役目もあるのです。
酒林を造る現場にお邪魔しました。
刈りたての杉の葉のいい香りと、
目にも鮮やかな緑は、
とてもリフレッシュした気分になりました。
杉の葉を選別して、適量を1つに束ねます。
束を組み立てていきます。
最後、球形に綺麗に整えます。
明日から正門に吊り下げます。
酒蔵見学にお越しくださるお客様、
是非ご覧になってください。
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